じいちゃん

昨夜というか、具体的にいうと23日の深夜にうちのおじいちゃんが息が苦しいということで救急車で運ばれました。
その時は僕はその場にいなかったんですけど姉から連絡をうけ、その後病院に向かいました。
続々と親族が病院に集結し、しばらく経ってからICU(集中治療室)に招かれ先生から説明を受けたのですが、もともとおじいちゃんは心臓と腎臓が良くなくて高血圧な人でした。先生からの説明をきくと心不全、腎不全らしく、腎臓というのは老廃物を尿として体の外にだしてくれるという役割をしているのですが、その機能が低下しうまく老廃物を外にだせない(尿がでない)という状況になっていると。そして肺に水がたまってしまっているかもと。
運ばれてきた時点でおじいちゃんはうまく自分で呼吸ができない状態だったらしいので現在は人工呼吸器をつけて機械で呼吸をしているという状態でした。
先生の説明の後におじいちゃんに実際に会ったのですが、たくさんの機械に囲まれてたくさんの管が体に通されていました。
麻酔を打ってあるらしく、呼びかけたり触ると反応はするのですが意識はもうろうとした状態だということでした。
結局その日は病院をあとにしたのが朝方でした。


そして今日、夜に病院から電話がありました。
主治医の先生からお話があるとのことで家族で向かいました。
先生がおっしゃるにはいかんせん治療をするにも心臓がうまく機能してくれていないのでまずは心臓をサポートする機械を体にいれるという手術をすることから始めないといけないと。
しかしこの心臓をサポートする機械をいれるという手術自体が心臓にとって負担であり、この手術中に心臓がとまらないとも言い切れず、通常の人だと1パーセントくらいのリスクがあり、おじいちゃんの場合だとそれ以上になるのではないか、と先生はおっしゃいました。
しかしこの手術をしない限りは回復への見込みがなくじょじょに悪化していくという状態なので、この手術をするかどうかの家族の同意が必要だということで来てもらったということでした。
人の価値観はそれぞれだから一概にどうだとはいえないけれど、僕を含め家族全員が手術に対して賛成でした。多少のリスクはあるものの手術はすべきだと思いました。
そしてまた親族が集まり夜をすごすことになったのですが、どのくらい手術に時間がかかるかわからないし、これから多分長期戦になることも予想されているので僕と父を残して皆帰宅。
随時連絡はとれるように、何かあった時にはすぐに連絡をまわすように。



そして夜の3時半頃に手術が終わり、先生に呼ばれ説明を受けました。
病院に搬送されてきた時より状況は思わしくなく、治療のスタートラインにすらたっていないマイナスの状態だったのをスタートラインにもっていくための手術。
結論からいってしまえば困難な手術だったけど、まぁスタートラインにはたてたのかなという感じの様です。



僕の考えですが多分、ここ数日が大事になってくると思います。
そして、もしよくなっていったとしても長期戦になるでしょう。
とりあえず休める時に休んでおくことにします。