昨日の続き

ええ〜そうですね〜、ま〜最近はまってしまっているんですよね〜この若乃花親方のものまね〜。えぇ〜。やはり〜こう、一回やりだしてしまうと、なんて言うんでしょうかねぇ〜くせになってしまうと言うんですかね〜……もう止められなくなってしまうわけですよね〜、ん〜。



今日一日過ごしてみたのですが、早く家に帰りたいですよ。
仕事早く終わらして家帰りたいですよ。
こんなに家に帰りたいと思ったのはないですねーこれは。
仕事が嫌だからとかじゃなくて家にいたいから家に帰りたいのです。
だけど家に帰ったところで何もなく、現に今日は家に帰って気づいたら寝てました。
先日の葬儀の時に初めて知ったんですけどうちのおじいちゃん、若い時のあだ名が「長官」そして「やまいさん」。
長官はなんとなくニュアンスでわかるんですけど、なんでやまいさんなんだろうと思いました。
全然名前と違うから。
そしたら、仕事をあまりにも熱心にするから病気だと。仕事の病だと。
それぐらい仕事をがんばったらしいです。
そういや、よく仕事にいってたのを「監獄にいってたようなもんだよ」と言ってたっけな。

告別

大好きなおじいちゃんが亡くなりました。
享年81歳でした。
昨日お通夜があり、本日葬儀、告別式、初七日と滞りなく終了しました。
おじいちゃんが救急車で運ばれてからは怒涛の毎日で普段とは全く違った時間を過ごし、
そして忙しさに追われていたのでおじいちゃんがいなくなったという実感がありません。
病院にかけつけ、集中治療室でみたおじいちゃんの顔は本当に生き生きとしていて、名前を呼んだらいつもどおり目をあけて応えてくれるんじゃないかと思うほどでした。
しかし心電図は穏やかな直線を描いており壊死が始まっていた足元は冷たく、そこにはただただ重苦しい現実があるだけでした。



朝が来て、おじいちゃんにゆかりのある人がうちを訪れ、皆口々に
「いい顔してるね。眠ってるだけのようだよ」
と言っていました。
本当に眠っているだけなんじゃないかなと思いました。
家の大掃除をして、お客様をもてなして、会社に連絡して……。
ただただ忙しく、時がすぎるだけでした。



おじいちゃんは家族を大切にした人でした。
おばあちゃんの話を聞いてはいつもなだめていました。
ただ黙って、背中で語る人でした。
道路の真ん中でひかれて死んでいるノラ猫を、だまって袋につまみいれ
埋葬してあげたこともありました。
田んぼと畑が大好きでした。
皆が尊敬する人でした。



いつも通りの日々がまた始まろうとしています。
しかしそこにいるはずのおじいちゃんの姿はありません。
心に穴が開いてしまったような気持ちです。
きっとこれからとてつもない寂しさが押し寄せてくる、そんな気がします。



おじいちゃん。
今まで本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
これからは今までがむしゃらに頑張ってきた分ゆっくり休んで下さい。
僕がいつかそっちの世界にいったら、
こっちで教われなかったこと、いっぱい教えて下さい。
そんで一緒に酒でも飲みましょうよ。
そんでたくさん笑いましょう。

じいちゃん

昨夜というか、具体的にいうと23日の深夜にうちのおじいちゃんが息が苦しいということで救急車で運ばれました。
その時は僕はその場にいなかったんですけど姉から連絡をうけ、その後病院に向かいました。
続々と親族が病院に集結し、しばらく経ってからICU(集中治療室)に招かれ先生から説明を受けたのですが、もともとおじいちゃんは心臓と腎臓が良くなくて高血圧な人でした。先生からの説明をきくと心不全、腎不全らしく、腎臓というのは老廃物を尿として体の外にだしてくれるという役割をしているのですが、その機能が低下しうまく老廃物を外にだせない(尿がでない)という状況になっていると。そして肺に水がたまってしまっているかもと。
運ばれてきた時点でおじいちゃんはうまく自分で呼吸ができない状態だったらしいので現在は人工呼吸器をつけて機械で呼吸をしているという状態でした。
先生の説明の後におじいちゃんに実際に会ったのですが、たくさんの機械に囲まれてたくさんの管が体に通されていました。
麻酔を打ってあるらしく、呼びかけたり触ると反応はするのですが意識はもうろうとした状態だということでした。
結局その日は病院をあとにしたのが朝方でした。


そして今日、夜に病院から電話がありました。
主治医の先生からお話があるとのことで家族で向かいました。
先生がおっしゃるにはいかんせん治療をするにも心臓がうまく機能してくれていないのでまずは心臓をサポートする機械を体にいれるという手術をすることから始めないといけないと。
しかしこの心臓をサポートする機械をいれるという手術自体が心臓にとって負担であり、この手術中に心臓がとまらないとも言い切れず、通常の人だと1パーセントくらいのリスクがあり、おじいちゃんの場合だとそれ以上になるのではないか、と先生はおっしゃいました。
しかしこの手術をしない限りは回復への見込みがなくじょじょに悪化していくという状態なので、この手術をするかどうかの家族の同意が必要だということで来てもらったということでした。
人の価値観はそれぞれだから一概にどうだとはいえないけれど、僕を含め家族全員が手術に対して賛成でした。多少のリスクはあるものの手術はすべきだと思いました。
そしてまた親族が集まり夜をすごすことになったのですが、どのくらい手術に時間がかかるかわからないし、これから多分長期戦になることも予想されているので僕と父を残して皆帰宅。
随時連絡はとれるように、何かあった時にはすぐに連絡をまわすように。



そして夜の3時半頃に手術が終わり、先生に呼ばれ説明を受けました。
病院に搬送されてきた時より状況は思わしくなく、治療のスタートラインにすらたっていないマイナスの状態だったのをスタートラインにもっていくための手術。
結論からいってしまえば困難な手術だったけど、まぁスタートラインにはたてたのかなという感じの様です。



僕の考えですが多分、ここ数日が大事になってくると思います。
そして、もしよくなっていったとしても長期戦になるでしょう。
とりあえず休める時に休んでおくことにします。

あついですよほんと

車が燃えた。
こんな経験をされた方はいるでしょうか。
今日、僕の車はもしかしたら燃えていたかもしれません。



あれはお仕事も一区切りし、休憩がてらジュースでも買おうと思った時のことです。
財布をもってないことに気づきました。
「ああ、そうか。車の中だ」
財布を車の中に忘れてきたことを思い出すと僕は駐車場の車まで財布をとりに行きました。



ドアを開け、フロントガラス手前に置いてある財布を手に取る。
「あちー!!!!!??」
財布が燃えるように熱い。何この熱さ。アホか。
確かに朝家を出る時、テレビで「今日は夏日になるでしょう」とかいってたなぁ。
しっかしこの暑さは尋常じゃないな。
そんなことを思いながら、ジュースを買いに自販機の前に行きました。



ジュースを買おうと小銭を財布から取り出した瞬間でした。
「あちゃああぁぁぁぁぁ!!!」
10円玉が、100円玉が、恐ろしい程の熱を帯び僕の指先を焼いたのです。
「何これ!?何なのこれ!!?」
真夏の暑さが引き起こした惨劇。
その後、財布の中を覗き込んだ僕に衝撃的な光景が!!



レシート焦げてますやん。
真っ黒ですやん。
僕は買い物をした際にレシートを捨てずに財布の中にしまってしまうクセがあるのですが
そのレシートの硬貨に触れていた面が黒くくすんでるのよね。
あとちょっとで燃えてましたわよってレベルでくすんでるの。
これを見た瞬間に思いました。



「車炎上、車内の財布が自然発火」


あとほんの少し財布をとりに行くのが遅れたら
燃え上がる愛車をただ呆然と見つめることになっていたかもしれない。
いや、「おつかれっしたー」と仕事終わりで出てきた瞬間に黒こげになっている愛車を前に
膝から崩れ落ちていたかもしれない。



今年も熱い夏がやってきます。(死んだ目)