夢2

まもなく取り壊されてしまう中学校。下駄箱、生徒玄関にずらーっと並んだいらない靴、靴、靴。同級生とほんの少し言葉を交しながら、僕は1年がいる3階に急ぐ。見ず知らずの後輩から意味深な言葉をもらい、その意味を聞こうとするが、既に走りさってしまっている。僕はこの3階で誰かを探していた。