くまのプー太郎

皆さん「くまのプー太郎」という漫画をご存知でしょうか?くまのプー太郎を中心とした摩訶不思議でおかしくそしてどこか憎めないキャラクター達が織り成す物語といった感じの漫画だったと思うのですが、僕はその作品が大好きだったんですよね。尋常じゃないくらい好きだった。僕が小学生の時だったと思います。でも僕はこのくまのプー太郎の漫画を中学の時に先輩の家でちょこっと読んだくらいでほとんど読んだことがないんです。じゃあなぜそんなに好きなのかというと実はこの漫画こともあろうにアニメ化をしてまして、僕はいつもくまのプー太郎が始まるとわくわくドキドキして見ていた記憶があります。
とりあえずアニメ化というのが信じられないくらいなテンションの漫画だったわけですが、すごいよ!マサルさんがアニメ化をしていた時代ですしそこはまあなんとなく納得できなくもないのですが(ちなみに僕が夜更かしを憶えたのはすごいよ!マサルさんを見るためでした。当時確か中学2年生。)くまのプー太郎が放送していたのは確か夕方あたりだったんですよ。すごいよ!マサルさんが深夜のワンダフルの放送内の10分くらいでやっていたのに比べ、圧倒的なシュールな世界観を夕方に30分放送していたんですよ確か!!これはすごいことなんですよ!!さっきから僕確か確か連呼しちゃってますけどそうなんですよ確か!!
漫画ないしはアニメをみたことのない人にはさっぱりわからないと思うのですが、くまのプー太郎はかなり異色な作品というか、時代を一歩どころか十歩も二十歩も先取りしちゃってた作品というか、とにかくシュールだったんですよね。
内容はともかくキャラクターがものすごく可愛らしく憎めないやつばっかりだった。
まずしあわせうさぎ。
「この穴に耳をいれたら幸せになれるかな…?幸せになれるだろうか…?」と高い声で弱弱しくいうかわいいうさぎちゃん。何かにつけて幸せを求め、幸せになれたら「ああ〜」と悶絶するというある意味Mなうさぎちゃんでした。
そしてカラオケざる。
「歌ってもいいかな?」と何かにつけて歌いたがるさる。もうこれもたまらないくらいかわいらしいのですがマイクをとりあげると大変なことになっていた記憶があります。
双子の兄弟。
「○○だな、双子の弟」「○○だね、双子の兄」といい会う上半身裸の兄弟。調べてみたところ伊崎寿克という方が声優をやっていたようなんですけど、確か僕の記憶によればお笑い芸人の「よゐこ」がやっていた記憶がめっちゃあるんですけど…。いや、絶対よゐこだったはず!!誰か覚えてる方教えてください。
ウェイター。
もう大好き。いっつもモノマネしてましたね。低い声で「いらっしゃいませ」というなんとも不思議なきゃらで顔の輪郭が5角形でありえなかったのを覚えています。なんか独特で見方によってはちょっと怖かったなあ…。
マクワウリ刑事。
なんかヘチマみたいな形をしたデカでなんかよくわかんない言葉を喋っていたりしました。その言葉はわかる人にはわかるみたいな設定だった気がした。
まあそんな濃いキャラクターによって毎週毎週不思議な世界が繰り広げられていたわけですが、ふとそのことを思い出し熱烈に読みたく(見たく)なったのですが、あまりにもシュールすぎてビデオがでているかどうかも怪しい作品なのでムツカシソウです。漫画はあるかもしれないけどね!
当時「いらっ しゃい ませ〜」とあのウェイターの真似を友達とお互いやりあってはキャッキャキャッキャ言ってました。
「いらっしゃいませ〜」
「お弁当温めますか〜?」
おもむろに自分の懐に弁当を入れるウェイター。
「い〜ち……に〜い……」