照明作り

今日はTさん直々に照明の作り方を伝授して頂きました。
まずは照明とはどういったプロセスで明かりが点くのか?ということを簡単に説明してもらいました。そして、どういう照明を作りたいのか、その為にはどの灯体を使うかというのを考えることから始まるのだと。例えば人を照らすのに上から狙うのか、下から狙うのか、横から狙うのか、正面から狙うのか、全て印象は違います。それをどう作っていくのか。まずは自分の中でイメージすることが大事なんだなと思いました!
まずは灯体を選び、回路をとることから始めます。単純にライトをつけたいから電源にコンセントをさす、という動作ですこれわ。しかしどうしてこれがなかなかうまくいかずてんてこまいでした。当初、Tさんの指定した15分という時間を大幅にオーバーしてしまいました。あかん、これはあかんでー!
その後、一旦僕がとった回路を全てバラシ、Tさん指導のもともう一回回路をとってみました。そしたらなんと美しいことか。無駄がない。見た目的にもエレガンス。素晴らしい。そして舞台での回路とりが終わると一旦客席後ろの調光室にいき、回路のパッチというものをしました。これがどこのコンセントからとった電気を調光室にある調光卓のどのフェーダーで制御するか?というのをコンピューターを使って組み合わせていくという作業です。これをすることによって、調光卓のフェーダーをあげた時に指定したライトの明かりがフワーっと明るくなるわあけでえすよお。
そしてまた舞台に下りて、今度はシュート、明かりの大きさと場所を決める作業をしました。場所を決めるのには、上に吊ってあるライトを介錯棒という孫悟空の如意棒みたいな棒を使って突っついたり引っ張ったりして角度を調整したりするんですけど、これがまたどうして介錯棒うまいこと扱えねえ!!すっげーなげーからふにょふにょふにょふにょ動きまくるんだもんさ!!しかも舞台上にある明かり見た調整するにもライトの角度を調整する時にいやがおうにもライトの明かりが目に入るから舞台上見た時目がチカチカして調整できねー!!ムツカシイ。
しっかしね、今日のこのTさんによる照明講座。面白かった。桜木花道でいうところのシュート練習だった。奥が深いっていうのと、僕のひよこちゃんっぷりを再確認した、そんな一日でした。